Blog,  福祉事業所訪問

徳島ーラオスー山梨

山梨の福祉事業所みらいファームさんから和綿の糸が届きました。

畑で有機栽培した綿をガラ紡で糸に。この糸を徳島の藍染を得意とする福祉事業所さんに染めてもらおうと計画中。染めてもらった糸を手織りして仕立てはラオスの障がい作業所で担当できれば。

それぞれ得意とする技術があります、組み合わせたら可能性が広がります。

特に日本の福祉の現場は新しいことへのチャレンジが踏み出しにくく感じているケースが多いかも。やってみよう!の一歩が出るように、各地でお声かけを続けています。

私たちはラオスの福祉支援がメインですが、いずれ私たちが間に入らなくても事業所同士で自由に連携して良い製品が正当な評価を受けられるようになったら良いですね。

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山梨のB型事業所みらいファームさんの和綿糸を持って、徳島のひまわり園さんへ。

すくもから阿波藍染をしっかり取り組んでいる福祉事業所さんです。藍は生き物なので、毎日かき混ぜて様子をみる必要あり。手間暇かかります。徳島県内で藍農家が減ってきていたり、すくもの価格上昇で染工房さんの運営が大変だったり、課題が色々。

福祉分野では、やはり販売価格が抑え気味かな?という気がします。福祉事業所は出口戦略を作るのを難しく感じる方も多いですよね。

SWHで出来ることとして

◆ラオスの手紡ぎコットンの阿波藍染め ショール・ハンカチなど製作

◆山梨の和綿の阿波藍染 糸そのものの販売や白×藍で織るハンカチなどを形にする

の2つを進めています。

福祉事業所にもプロダクト開発担当や営業担当が配置され、その事業所の得意を伸ばす。が当たり前の時代が来るのを楽しみに。山梨の和綿は自由に染めてもらう予定なので、グラデーションにしたり色々実験。大量生産はできないけど、楽しみながら進めて行ければ。

栃木ーラオスコラボでご一緒しているTERASさんの刺し子の藍染もひまわり園さんが担当しているものがあるらしく、盛り上がりました。

県や国を越えて各自連携が進むといいですね。

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